4月10日は4(し)運10(てん)として、エアコンメーカー業界団体 日本冷凍空調工業会(JRAIA)でエアコン試運転の日と制定されています。
なぜ4月10日に試運転するの?
夏に向けて早めに試運転をして備えておこう、という方針です。
暑さが厳しくなってからエアコンが壊れて使えない!なんて最悪ですよね。
23~25℃・・・最適な時期
21~22℃・・・適した時期
20℃以下・・・不向き
となっています。冷房の設定温度は16~18℃までしか下がりません。気温がそれ以下の日に冷房を運転してもエアコンは「設定温度に達した」とかってに判断し、冷房運転を止めてしまいます。そのため、外気温20℃以下の日は正確に試運転ができないのです。
そこで、暖かくなってくる4月に確認をしよう、ということから制定されたようです。
また、ルームエアコンの国内出荷台数は6、7月がピーク。試運転で異常が見つかれば修理や交換が必要になるため、5月中に済ませておくと安心です。
エアコン試運転の手順
- 外気温が20℃以上であるかどうかを確認
- 電源プラグやフィルターの汚れを拭き取る
- 温度を18℃に設定し、冷房で10分ほど運転させる。※冷風が出ているか確認
- 更に30分ほど運転し、水漏れ・異音・異臭等異変がないかを確認する。
①電源プラグやコンセントに変色や汚れはないか。
②リモコンの液晶は表示されているか。リモコンで操作ができるか。
③フィルターにホコリが溜まっていないか。汚れや破損はないか。
④室外機の上や前に物を置いていないか。※試運転時など物は置かないでください
⑤冷風が出て部屋が冷えるか。
⑥水漏れ、異音、異臭がないか。
試運転をしてみて異変を感じた際はお近くの販売店やメーカーへ相談してください。
最後に
電気代は東日本大震災の後から上昇が続き、2014~2016年の間は原油価格の下落などにより定価しましたが。現在では再び上昇傾向にあります。
2020年では約14円(/kWh)だったのに対し、2023年では約24.79円(/kWh)と1.5倍以上値上がりしています。
現在のエアコンはフィルター自動掃除機能がついていたり、人感センサーで人の位置を検知して風量や温度を調整したり不在時に自動停止するなど、省エネに特化した商品も豊富に販売しています。
年数の経っているエアコンのお取替えや異常時の修理など早めの対策を心掛けましょう。
お問い合わせはこちらまで。
0120-454-108
過去対応させていただきました施工事例も当ホームページにて掲載しておりますので、ご参考くださいませ。